こんばんは、かぶ鉄ちゃん(@kabutetsu)です!
今週もお疲れさまでした、週刊:鉄道株ニュースをお届けします。
今週はどんな出来事があったのかな?
鉄道株の気になる話題:2023年12月18日週
日経平均の12月22日終値は33,169円となり、前週比で198円高で大引けを迎えました。
12月2週目までの大きな売りと打って変わって、3週目と4週目には前週比プラスで取引を終えています。
【市況】来週の株式相場に向けて=「休むも相場」、来年のリスクシナリオを整理
イタリアの日本株ファンドが鉄道株に熱視線?
12月13日、イタリアの日本株ファンド「ユリゾン・ファンド・サステナブル・ジャパン・エクイティー」のファンドマネージャーが、鉄道株を買いましているとの報道がありました。
記事によると、「インフレ局面で収益向上が期待できる鉄道などの内需株を増やしている」という記載があります。
直近では米労働市場の需給緩和を示す経済統計が相次いでいます。
日銀については、逆にマイナス金利解除や、YCC撤廃といった正常化への思惑が付いて回ります。
ただ、植田日銀総裁は、来年の春闘がカギと明言し続けており、その時期までは相場が激しくブレる可能性が高いでしょう。
為替取引的には収益取りやすい相場になりますけどね。
足元では神田財務官が、「為替市場、米利下げ期待の高まりなどで今はドル安基調」と発言しており、日本のインフレ動向や日銀関連の思惑についてはあえて触れていないようです
来週の鉄道株予報:2023年12月25日~
日銀は、来年の春闘が正常化の判断の鍵になると強調しており、その時期までは、マイナス金利解除やYCC撤廃への思惑が、相場を下押しする要因となると考えられます。
米利上げサイクルのピークアウトや、米経済の減速懸念などによって、利下げ期待が高まっています。
今以上に円安が進むと、鉄道会社の輸入コストも膨らみ、業績が悪化する可能性もあります。
一方で、鉄道利用者の増加や、インバウンド需要の回復などによって、鉄道会社の業績は堅調に推移する見通しもあります。
この両極端にある材料の一進一退を、しばらくは見守るしかなさそうです。