こんばんは、かぶ鉄ちゃん(@kabutetsu)です!
今週もお疲れさまでした、週刊:鉄道株ニュースをお届けします。
今週はどんな出来事があったのかな?
鉄道株の気になる話題:2023年12月4日週
日経平均の12月1日終値は32,307円となり、前週比で1,123円安で大引けを迎えました。
11月月の終わりに大きな上昇を見せたものの、12月に入り厳しい相場状況が続いています。
【市況】来週の株式相場に向けて=「マイナス金利解除」への思惑が相場翻弄
マイナス金利の撤廃に向けた動きが表面化か?
12月7日、日銀がマイナス金利を解除するとの思惑があり、ドル円相場と日経平均は大きく揺さぶられました。
ドル円は、1ドル141円台へ急激な円高が進み、8日の日経平均は550円安と大幅続落し、約1カ月ぶりの安値水準にまで下落しました。
直近では米労働市場の需給緩和を示す経済統計が相次いでいます。
米雇用統計も労働市場の減速を示す内容となれば、米FRBの利下げ観測が強まる可能性があります。
日銀のマイナス金利解除の観測も浮上するなか、日米金利差の縮小で円高進行に拍車がかかる可能性が高いです。
日経は打撃を受けるものの鉄道株は堅調
マイナス金利の思惑や、日銀植田総裁の「チャレンジング発言」などで、大きく売りに動いた12月8日の相場でした。
しかし、急激な円高を受けて空運株は上昇。(海外旅行が今より割安で行けるようになる)
鉄道株についても、大きな下げは認められず堅調な動きとなりました。
植田日銀総裁のチャレンジング発言は、東京市場ではそこまでの印象を与えなかったのですが、海外勢のマイナス金利解除期待を一気に強めました。
来週の鉄道株予報:2023年12月11日~
日経平均構成銘柄の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割った騰落レシオ(25日移動平均)は6日時点で126.53%と、「買われすぎ」の目安とされる120%を上回っています。
日経平均は前日に670円高と急反発していたこともあり、短期的な相場過熱を警戒した売りが出やすくなっています。
鉄道株についても、特に目立った材料はなく、日経の動きをしばらくは注視したいと思います。
警戒を強めた方がいいのかもしれないね…